福山市の保育所で園児や職員が集団感染 腸管出血性大腸菌
広島県福山市は5日、市内の保育所の園児や職員、家族の計12人が腸管出血性大腸菌に感染したと発表した。9人が下痢や発熱などの軽症、3人が無症状。軽症者はいずれも快方に向かっている。 市保健所によると、この保育所に通う1歳男児が10月24日に医療機関を受診し、同29日に感染が判明。医療機関からの届け出を受け、保健所が男児の接触者を検便し、集団感染が分かった。 市保健予防課は「調理や食事前、トイレ後の手洗い、肉の十分な加熱などに注意してほしい」と呼びかけている。
中国新聞社