[ハーレーカスタム] ローライダーST&CVOブレイクアウト:ハーレーも走り重視! トレンドスピードクルーザー化に着目!!
CVOプロストリートブレイクアウトカスタム:ツインカム110搭載のCVOをより精悍に!
新車のラインナップに存在していたかもしれない。見る者にそんな幻想を抱かせてしまうほど、バランス良く仕上がった完成度の高さだ! ベースは2016年式のCVOプロストリートブレイクアウトで、フルノーマルでもスクリーミンイーグルツインカム110Bを積み、エルボー型のハイフローエアクリーナーをセット。倒立式フロントフォーク/ダブルディスクブレーキ/スピードスクリーン/チンスポイラーと、CVOならではの豪華装備を誇る贅沢な仕様となっている。 しかし、それでは満足できないのが、より高みを目指すべく究極を徹底追求するイビサモトファクトリーの流儀。サンダーバイクの3ピースアルミ製ホイールでフロント19→23/リヤ19→21インチ化し、さりげなく足元をより精悍に引き締めた。 倒立フォークは黒でチタンコーティングし、リヤショックをワンオフの車高調でレイダウン。ストレッチタンクから流麗なラインを描くシート、そしてフェンダーへかけてのエクステリアもフル刷新しているから目を奪われる。わざわざ純正の塗装ラインを再現して魅せるあたりは、巧緻を極めたとしか言いようがない!! ◆ブレイクアウトならではのグラマラスなボディラインをストレッチタンクからワンオフのシート、灯火器類をビルトインしたテールセクションでより強調。フェンダーに尾灯/ブレーキランプ、フェンダーストラットにターンシグナルを埋め込む処理が美しい。大径アルミカスタムホイールはサンダーバイク製のBIG SPEED、マフラーはバッサーニPRO STREET TURNOUTがチョイスされた。リヤブレーキをプーリー側へ移設したことで、車体右側をよりスッキリとさせ、アルミCNC加工3ピースホイールの精巧さをより強くアピールしているのも見どころだ!!
────────── ●文:青木タカオ(ウィズハーレー編集部) ●写真:ミヤシーノ宮下豊史 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ウィズハーレー編集部