「こども・子育て『青森モデル』」発表 人口維持・増加に向け74の取り組み
青森朝日放送
5年後までに取り組む青森県独自の少子化対策「こども・子育て『青森モデル』」が発表されました。 【宮下知事】 「基本理念としては、子どもへの投資が青森県の未来を拓くということで、自身や子どもを取り巻く環境がこれからどんどん良くなっていくという青森県の未来を思い描けるように、取り組みを進めていきたいというふうに考えています」 「青森モデル」では、2040年を目標に合計特殊出生率2以上を達成すると同時に、転出超過が続く中、純移動率を反転させることを目指します。 これを達成するための基本目標として、2029年度までに合計特殊出生率を現状の1.23から1.68へ、15歳から49歳の純移動率を現状のマイナス0.04から「向上」と設定しました。 具体的には、「若者や女性の定着・還流」「家庭と仕事の両立」など5つの政策分野で、学校給食の無償化といった現行の施策に加え、新たに21の施策を盛り込んだ74の取り組みを進めます。 【宮下知事】 「多くの県民の皆様に、世の中が変わったなと思ってもらえるような青森モデルの進捗を、これからしっかりと図っていきたいと思っています」