2025年裁判の行方は…【ススキノ首切断】世間震撼させたネオン街での事件「そのくそアマを熟女系の風俗にでも売り飛ばせ」「てめえら殺してやる」異常な“瑠奈ファースト”の果てに
犯行計画を事前に知っていたのかどうか…“漂白剤”検索をめぐる父親の証言
検察側は裁判で、修被告が犯行計画を事前に知っていたとする証拠も提出している。それによれば修被告は事件前、「漂白剤で指紋は消せる?」と検索していたという。 しかし、修被告はそれについて否定。 Q:「漂白剤で指紋 消せる?」は検索にあった?(弁護士) 「確認したところなかった」(修被告) Q:「漂白剤」を検索した記憶はある?(弁護士) 「はい。娘からダメージの強いドールの汚れを消すのに漂白剤が使えるかと聞かれた」(修被告) Q:瑠奈被告から漂白剤を買うようにお願いされた? 「はい。(購入したのは)近所のドラッグストアです」 修被告は娘に加担したという検察側の主張を真っ向から否定した。
「長い夢をみているかのようだ」遺族の苦しい胸中-母親・浩子被告「深くおわび申し上げたい」 娘の卒業めぐる発言で“いびつ”な関係が形成か「どうしてできないのだろう」
「長い夢をみているかのようだ。いい父親で仕事が辛くても頑張ってくれていた」(被害男性の妻) 「一家全員の極刑を望む」(被害男性の息子) 7月の裁判では、殺害された男性の遺族の供述調書が読み上げられ苦しい胸の内が明かされた。 12月12日、7回目の裁判を迎えた浩子被告。被告人質問で弁護側から遺族に対する気持ちを聞かれると、口を震わせてこう答えた。 「取り返しのつかないことになった。深くおわび申し上げたい」(浩子被告) 初公判以来の浩子被告の肉声。口にしたのは謝罪の言葉だった。 そしてこの日、“いびつ”な親子関係となるきっかけも証言した。 Q瑠奈と呼べなくなったのは何歳ごろか?(弁護側) 「(瑠奈被告が)19歳から20歳にかけて」(浩子被告) Qきっかけは?(弁護側) 「私の中で後悔しているのは単位制の高校で同級生が次々と卒業していくが、娘は単位が足りなくて卒業できなかった。そのときに口にしてしまったのが『どうしてできないのだろう』それをおそらく娘に聞かれていた。ものすごく後悔している。そこから距離を置かれている」(浩子被告) 浩子被告が法廷で明かした親子の「距離」。娘への接し方の深い後悔も口にした。
この異常な家族の関係性…『どこの家庭にも潜む闇』気になる今後の裁判の行方は―
ススキノの華やかな表情の裏で行われたこの残虐な事件。 なぜ家族は通報せず、その場をおさめる選択をしたのか。瑠奈被告の異常な言動に対し、家族はなぜ反発するのではなく、従う姿勢を見せたのか。さらに、こうした異常な関係性は、私たちの社会のどこにでも潜んでいるのではないか。 真実に迫る裁判の行方とともに、この事件を通じて問われる家族の関係性やそのあり方についての問題に、社会全体で真剣に向き合う必要があるようにも感じた。 修被告の裁判は、1月14日初公判、3月12日判決の予定だ。 一方、事件を引き起こした瑠奈被告は、2回目の鑑定留置に入っていて、いまだ裁判の日程は決まっていない。
UHB 北海道文化放送
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