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岐阜県の無人販売店で目撃されたのは、バールのようなもので料金箱を“バンバン”叩き、“グリグリ”とこじ開け、店の売り上げ金を奪う2人組の“売り上げ金ドロボー”の姿だ。 実はこの2人組に似た人物は、この店舗だけではなく、岐阜県内の他の店舗でも、よく似た2人組による同様の被害が起きていた。 【画像】それぞれの犯行現場の防犯カメラに映った2人組には共通点が

3日連続で目撃された全身黒ずくめの2人組

11月30日、午前0時半ごろ。 岐阜市の無人販売店に現れた全身黒ずくめの2人組。 店に入るやいなや、商品には目もくれず、一直線に料金箱に向かうと…。 バールのようなもので、料金箱の側面をフルスイング! さらに、お金の投入口に先端をねじ込んでグリグリ! てこの原理で料金箱をこじ開け破壊すると、中に腕を突っ込み、お金を抜き取る。さらに…。 設置されていた防犯カメラに気がついたのか、“バチン”と叩くと、わしづかみ! その後、盗み取った売り上げ金と防犯カメラを奪い、店から逃走していった。 店のオーナー: （被害額は）3900円ぐらいで済んだんですけども、クラウドのカメラ、結構高いヤツだったんですけど…。 犯行の映像を見た店のオーナーは、この2人組に心当たりがあったという。というのも… 店のオーナー: イット!のニュースを見まして、（11月）28日と29日も同一犯らしき人ですね。 先日イット!で放送した、岐阜県内の無人販売店で相次いで目撃されている2人組の“売り上げ金ドロボー”。 「全身黒ずくめ」 で 「横縞のスリッパ」を履き、「ピンク色の手袋」 を身につけるという特徴と 「バールのようなもの」で料金箱を壊すという手法が過去の2人組と酷似していたのだ。 半径約10キロ圏内で3日連続で目撃されたという全身黒づくめの2人組について、 それぞれの件との関連性はわかっていないが、犯罪心理に詳しい専門家は…。 明星大学心理学部  藤井靖教授: ほぼ間違いなく私は同一だと思いますね。「限定合理性」っていうんですけど、服装も同じですし、距離が近ければやっぱり成功しやすいっていう風に考えたりとか、一度成功してしまうと、このパターンで何回も何回も成功したいっていう風になってしまう。 警察は被害届を受理し、窃盗事件として捜査している。 （「イット!」 12月12日放送より）