サントリーが天皇杯バレー14年ぶりV!高橋藍は春高以来のタイトルに笑顔「良い入り方できた」
◇天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権男子決勝 サントリーサンバーズ大阪3―0大阪ブルテオン(2024年12月22日 Asueアリーナ大阪) 大阪開催となった天皇杯はサントリーが大阪ブルテオンとのダービーマッチを3―0で制し、2010年以来の優勝を飾った。優勝賞金2000万円を獲得した。 ともに本拠地を大阪に置き、10月11、14日のSVリーグの開幕節以来の対戦。サントリーは対戦成績を2連敗で迎え、チームの中心の一人である高橋藍は開幕戦後に「チームとしての完成度の差」と分析していた。 第1セットは自らのサーブを起点に5連続得点を奪って逆転に成功。バックアタックなども効果的に決め25―12で奪うと、第2セットは競り合いを制して25―22で連取。第3セットも25―17でストレート勝ちした。 今季から加入した高橋藍にとっては東山高校3年時の全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称春高バレー)以来のタイトル獲得。「(試合の)入り方が大事だと思っていた。いい入り方ができていい試合ができた」。自らも貢献しての勝利に最高の笑みがこぼれた。