日本を代表するジャズサックス奏者・MALTAが56枚目のアルバム発売、大谷翔平にあやかって…
日本を代表するジャズサックス奏者・MALTAが、通算56枚目のオリジナル・アルバム「MALTA Jet Moon」を17日に発売する。2020年9月発売の前作「I Love DANSEN」から4年4カ月ぶり。 【画像】日本を代表するジャズサックス奏者・MALTAが56枚目のアルバム発売、大谷翔平にあやかって… 東京芸大から米バークリー音大に進んだMALTAは1983年に日本でデビュー。JT「キャビン」のCM曲「SCRAMBLE AVENUE」「HIGH PRESSURE」や「OBSESSION」はインストながらの大ヒットに。さらに、民放の番組では、山田邦子率いる「やまだかつてないバンド」の一員としても活動した。 MALTAの持論は「ジャズは社会から生まれ、社会を作った」。自身の心に残る一曲としてグレン・ミラーが作曲し、グレン・ミラー楽団のバンドテーマにもなっていた「ムーンライト・セレナード」を挙げる。 同曲は上野樹里の主演映画「スウィングガールズ」の演奏シーンに登場。「若い世代に一気に広がった作品だった」(MALTA)とし、その上で「昭和、平成、そして令和となった今、自分なりに若い世代にもアピールできるアルバムを作りたいと思った」と意気込みを語り、今回、完成させたのがアルバム「MALTA Jet Moon」だった。 自身でアルバムのキャッチフレーズを「MALTAジェット・ムーンが紡ぎ出す魅惑の新宇宙へ!」とした。その上で「もっと自由に、軽やかに、気持ちよく、円熟したMALTAサウンドで酔わせたい」とアピールした。 アルバムのリリースが4年4カ月ぶりとなったことには「俺ね、ドジャーズの大谷翔平さんの熱狂的なファンなんですよ。大谷さんは高校生の時にプロになろうと決心した日が9月19日で、しかも、昨年9月19日に、あの大記録とも言える50-50を達成したんですね。実は、俺の誕生日も9月19日。それで1人で興奮していたのですが、その時に『だったら…』と、新しい年になって、大谷さんの背番号『17』という数字にあやかって1月17日にアルバムを出そうとなったのです。正直言ってゲン担ぎなんですけどね」と笑った。
テレビ朝日