万博「関心ある」、「行きたい」ともに過去最低の24%
三菱総合研究所は23日、10月に実施した大阪・関西万博に関する意識調査の結果を公表した。万博に関心がある人の割合は24%で、前回調査(4月)から1.6ポイント下落。2021年の調査開始以来、最低となった。
調査は半年ごとに実施。全国の20~60歳代の3000人を対象にインターネットで実施した。
万博に「大いに関心がある」「まあ関心がある」と答えたのは、京阪神圏39%(前回比1.5ポイント減)、中京圏26.9%(同1.1ポイント増)、首都圏22.1%(1.1ポイント増)だった。
万博に「行きたい」と答えた人も全体で3ポイント減の24%で、過去最低を更新。特に30歳代が9.3ポイント減の19.5%と落ち込みが目立った。
万博を巡っては、前売り券の販売が目標の1400万枚に対して約744万枚(18日現在)にとどまっており、機運醸成が急務となっている。