【滋賀県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 涼しげな音と虹色の輝きが癒やしへ導く、風鈴の道
◆琵琶湖のヨットの風景
琵琶湖の面積はおよそ670k㎡。湖岸の延長はおよそ235km。南北の長さはおよそ60km、東西最大幅はおよそ20km。この広大な琵琶湖を夏場に最大限満喫するなら、ヨットなどのマリンスポーツがおすすめ。夏の真っ青な空と湖にヨットの白い帆が映え、爽快に湖水の上を滑る様子は見る人にも涼を与える。 昔から琵琶湖では、ヨットやボートの部活動が盛んに行われてきた。練習や大会などで湖にたくさんのヨットが並ぶ様子は壮観だ。 琵琶湖のヨットの風景(びわこのヨットのふうけい) 所在地 滋賀県大津市・守山市 琵琶湖大橋からの風景
◆近江鉄道とひまわり畑
滋賀県の東部を中心に運行する近江鉄道は、創立120 年以上、滋賀県民に親しまれている。 車窓から望む、のどかな田園風景や伝統ある町並みが、どこか懐かしい。 近江鉄道は、地域の人々から「ガチャコン」の愛称で親しまれ、ひまわり畑の中をガチャコンが通り抜ける光景は、まさに夏景色。 イベントも多く、2024年の夏は「近江ビア電2024」が5年ぶりに運行される。これは車内でキリンビールのクラフトビールや晴れ風、一番搾り生ビールが楽しめるもので、8月3日(土)から9月1日(日)まで期間内の土曜日、日曜日の全10日間に実施。ひまわり畑の絶景とともにこちらも見逃せない。 近江鉄道とひまわり畑(おうみてつどうとひまわりばたけ) 所在地 滋賀県東近江市
◆地蔵川の梅花藻
地蔵川は、居醒の清水(いさめのしみず)から湧き出る清水によってできた川で、冷涼で清らかな水の中でしか育たないといわれる貴重な水中花「梅花藻」を見ることができる。 梅花藻は、川の中から顔を出すように咲く、梅のように白くて小さい花。5月下旬から咲き始めて盛夏に向かって花の数が増えていく。見ごろを迎えるのは、7月初旬から9月中旬頃。 涼しさを誘う光景が見る者を癒してくれる。ただし、大雨のあとは花が散ったりするため、あまり鑑賞に適しているとはいえず、できれば晴天が何日か続いたあとに訪れたい。 地蔵川の梅花藻(じぞうがわのばいかも) 所在地 滋賀県米原市醒井