被害者115人に補償金支払い 旧ジャニーズの性加害問題
旧ジャニーズ事務所の「SMILE―UP.(スマイルアップ)」は28日、創業者のジャニー喜多川元社長による性加害の被害者計126人と補償内容について合意し、うち115人に補償金を支払ったと発表した。具体的な金額は公表していない。 同社の公式サイトによると、28日現在で被害を申告したのは907人。このうち163人に補償内容の通知を行った。 補償金額は、元裁判官で構成する「被害者救済委員会」が、申告を受けて当事者にヒアリングなどを行い算定。事務所に在籍したことが確認できない、または在籍していなかった場合も、個別に申告内容を検討し、補償の対象を広げる対応を取っている。