アジア開発銀行総裁の後任候補に神田前財務官…決意語る「身に余る光栄であると共に重責」
日テレNEWS NNN
アジア・太平洋地域の経済成長などに取り組むADB=アジア開発銀行総裁の後任候補として、政府が擁立する神田眞人前財務官が、総裁候補としての決意を記者団に語りました。 神田眞人前財務官 「私がADBの後任総裁候補に指名されたことは、身に余る光栄であると共に、これから国際的な選挙で過半数を勝ち抜かなければいけないという重責だと受け止めています」 鈴木財務大臣は10日朝、ADB=アジア開発銀行の次の総裁に「令和のミスター円」と呼ばれ7月まで財務官を務めていた神田眞人氏を擁立することを明らかにしました。ADBの総裁は加盟国による選挙で決まりますが日本はADBが発足した1966年から総裁ポストを担っていて、次回も神田前財務官が最有力とみられています。 神田前財務官は、多くの加盟国の賛同を得られるよう、今後、確固たる政策ビジョンを打ち出していきたいとしています。