ワイン産地で聖火リレー パリ五輪、逮捕者の騒動も
【ボルドー(フランス)共同】パリ五輪の聖火リレーが23日、フランス南西部で行われ、聖火ランナーが世界遺産に登録されているワインの産地サンテミリオンやボルドー市内を駆け巡った。 午前には暴力行為を企てた男が逮捕される騒動もあったが、聖火リレーは続行。AP通信によると拘束された容疑者は聖火リレーとの関連性について言及していないという。組織委員会のエスタンゲ会長は「聖火リレーの安全が毎日、確保されているのは警察のおかげ。彼らの活動に敬意を表したい」と話した。 最終ランナーは東京にもベーカリーを持つ著名なフランス人シェフ、ティエリー・マルクス氏が務めゴール地点のミニ聖火台に火をともした。