「老け見え・若見え、その差ってなに?」4つの項目で「おばさん見え」姿勢をチェック!【バチェラー3・野原 遥】
(3) 骨盤を垂直に立てる 横から見たとき、壁と腰の間にできる隙間は、手のひらが入る程度。隙間が大きい場合は、骨盤が前傾して反り腰になっています。逆に隙間が全くない場合は後傾しています。 ○正しい位置 ×前傾気味 ×後傾気味 (4) 左右の脚をぴったりつける ふくらはぎの内側、ヒザの内側、太もものつけ根をピッタリつけて、左右の脚の間に隙間がないようにしましょう。ヒザがつかない場合は「O脚」、ヒザがついてもふくらはぎがつかない場合は「ヒザ下O脚」になっているかもしれません。そんな場合は無理をせず、整形外科や整体に相談してみて。 以上の4つのポイントを全てクリアした状態が、正しい姿勢です。この姿勢を常に意識しましょう。正しい姿勢をキープすることは、筋トレにもつながりますよ。
お腹から脚が生えているつもりでみぞおちの下から脚を動かす
ここからは、先ほどの正しい姿勢を応用した、美しい歩き方についてです。 老けて見える歩き方 立っているときと同じですが、首が前に出て、猫背になっていると、全体のバランスを取るために骨盤が後傾して、ヒザも曲がってしまっています。また、脚の筋力が衰えるとしっかり脚が上がらず、狭い歩幅でペタペタと歩きがち。腕も大きく振っていると、エレガントには見えません。 若々しくエレガントに見える歩き方 上半身、特に首と骨盤は、前ページで確認した正しい位置をキープ。歩くときはお腹から脚が生えているつもりで、みぞおちの下から脚を動かすイメージで踏み出します。さらに後ろ脚全体で体を前に押し出すように歩くことで、ペタペタ歩きにならず、颯爽と歩くことができます。腕は「振る」のではなく、体に沿って「なびかせる」つもりで。「前1:後2」の割合で、広背筋を使って動かすようにします。 <POINT> 美しい歩き方には美しい歩幅の把握が大切。まず、正しい姿勢でまっすぐ立ち、肩幅に足を開きます。そのまま体ごと90度横を向いたときの足の間隔が、ご自身の理想の歩幅です。 正しい姿勢を保つこと、正しい体の使い方を知ることで、「私、いつもよりちょっといいかも!」と思えたら、それが自信につながり、その人のオーラとなっていきます。体にとってもいいことばかりなので、日頃の生活に取り入れてみてください!