人気スタイリストに聞いた「本当に使えるニット」選びの基準
本当に使えるニット=「ニットに合うニット」 ともすると野暮ったくなりがちなニットどうしのコーディネート。その反面「ニットを合わせてしっくりくるニット」こそが、どんな服にも合わせやすくバランスもとりやすい。そんな見地から選ばれたニットを、人気スタイリスト・樋口かほりさんによるスタイリングと解説をもとにご紹介。 ≫【この記事の写真・ニットの着こなしが上手くなるテクニック▶全10スタイルの一覧】人気スタイリストが教える「ニットとニットの組み合わせ」コーディネートの実例集 【樋口かほりさん】 大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。
「上下のニットの素材感を変える」 「ケーブル編みニットとプリーツニットで立体感を。ひかえめな色合いだからこそ、素材でリズムをつけて。モノによって白だと甘く、黒だとやや強い。 そういう意味でも穏やかなベージュはグラデーションやワントーンもしやすく、ニットでとり入れるのがベストな色。レザーブーツで真逆の質感を投入すれば、奥行きも生まれ、淡い色彩をやさしく締める作用も」(樋口さん) 「カラータートルとゆるVネック」 「重ねて着る大きく開いたVネックやゆるいニットの首元からのぞかせて、変化がつけられる赤いタートルニットは毎年活躍。ビターなブラウンやチャコールグレーなど、落ち着く色と合わせてシックに着るのが鉄則」(樋口さん) 「リーンな黒を軸に置いて好きなニットを加えるだけ」 「黒スキニーのように使えるニットレギンス。中は黒でまとめたIラインをつくりつつ、あとはビッグニットでも、カラーニットでも、好きなニットをかぶせればいいだけ。簡単だけど目を引くこのテクニックはニットONニットをうまく仕上げる簡単な方法」(樋口さん)
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