改札でQR・クレカ…関西鉄道キャッシュレス加速、京阪は29年度までに磁気切符廃止へ
「現金ニーズ根強い」新紙幣使える券売機も
鉄道各社は、キャッシュレス対応とあわせ、切符の券売機について、7月3日に発行が予定される新紙幣への対応を進めている。
JR西日本は有人駅について、少なくとも1台は対応できるよう整備する方針で、7月以降も順次対応を進めていく方針だ。
南海電気鉄道は、特急券の自動販売機など現金の使用頻度が高い券売機から優先して改修している。阪急電鉄や阪神電気鉄道、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道でも券売機を新紙幣に対応するよう準備を進めている。
ある大手私鉄の関係者は「現金で切符を購入するニーズも根強く残る。乗客の利便性を確保するため、新紙幣にも対応する必要がある」と話している。