JR西、着席サービス「うれしート」の線区を拡大 JR神戸線、奈良線では本数の拡大も
JR西日本は20日、有料座席サービス「快速 うれしート」の対象路線の拡大を発表した。 【画像】「快速 うれしート」の新規導入路線、導入拡大路線を見る 「快速 うれしート」は、快速列車(直通快速、区間快速など含む)の一部の座席を有料の指定席として提供する、有料座席サービス。2023年10月に大和路線などで提供を開始し、2024年10月にはJR神戸線や広島エリアにも拡大している。 新たに設定するのは、JR京都線・琵琶湖線の大阪~野洲間、JR宝塚線の大阪~篠山口間、嵯峨野線の京都~園部間の一部列車。JR京都線・琵琶湖線、JR宝塚線では、サービス対象列車の最後部車両の後ろ寄り、嵯峨野線では、亀岡・園部方先頭車両の運転席寄りを、それぞれ有料エリアとする。また、すでに同サービスを導入しているJR神戸線、奈良線では、対象列車を拡大する。 指定席料金は、全区間一律で通常期530円、閑散期330円(こども半額)。指定席券は、運転日の1か月前の午前10時から、JR西日本ネット予約「e5489」または駅の「みどりの券売機」で発売する。 「快速 うれしート」の拡大は、2025年春の予定。JR西日本は、具体的な対象列車および時期について、別途告知するとしている。