「簡単な相手ではない」早田ひなとの3位決定戦に韓国メディアが警戒…平野美宇に勝利の“天才卓球少女”は「準備すれば勝てる」と自信
現地時間8月2日、パリ五輪の卓球女子シングルス準決勝がパリ南アリーナにて行われ、世界ランク5位の早田ひなは、東京大会銀メダリストで同1位の孫穎莎(中国)にゲームカウント0-4(6-11、8-11、8-11、2-11)でストレート負け。試合時間39分の完敗で日本勢初の決勝進出とはならず、現地時間3日の3位決定戦に回っている。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック メダル獲得をかけた大一番の相手は、同8位の“天才卓球少女”シン・ユビン(韓国)だ。現地時間1日の準々決勝では、同13位の平野美宇と対戦すると、フルゲーム&デュースの大激闘を制して4強入り。現地時間2日の準決勝では、東京大会金メダリストで同4位の陳夢(中国)にストレート負けを喫し、早田との次戦激突が決まった。 この注目カードを受け、韓国メディア『hankooki.com』は、「銅メダル決定戦の対戦相手が決定。世界ランク5位の早田ひなだ」と速報。「シン・ユビンにとって相手が孫穎莎でないのは幸いだが、やはり早田も簡単な相手ではない」と警戒感を示し、「過去の対戦成績はシン・ユビンから4戦全敗だ」と相性の悪さを伝えている。 さらに同国放送局『SBS』は、「運命の日韓戦」と表現し、インタビューに応じたシン・ユビンのコメントを紹介。そのなかで韓国期待の20歳は、「確かな実力があり、技術力も高い」と早田の印象を明かすと、「彼女が良い選手なのは誰でも知っている。ただ、弱点をよく分析して準備すれば勝てると思う」と力を込めていたという。 なお早田は、準決勝で左腕に黒いテーピングを巻いており、痛み止めを飲みながらプレーするなど、「100%のコンディションではなかった」という。棄権も頭をよぎったというほど違和感のあった左腕の状態が気になるところだが、はたして銅メダルをかけた明日の日韓戦では、どんな戦いが繰り広げられるだろうか。試合は、日本時間3日の20時30分にスタート予定だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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