【箱根駅伝予選会】トップ通過の立大・高林監督、駒大・大八木総監督から前日に助言「暑さ対策を忘れずに」
◇１９日 第１０１回箱根駅伝予選会（陸上自衛隊立川駐屯地スタート、国営昭和記念公園ゴールの２１・０９７５キロ） 立大が３年連続３０度目の本戦出場を決めた。今年４月から駒大ＯＢの高林祐介監督（３９）がチームを指揮。５５年ぶりの本戦出場を決めた前々回からの流れをつなぎ、「本戦でのシード獲得を目標としていたのでやっとスタートラインに立てた。ホッとしている」と安堵（あんど）の言葉を口にした。 前回は予選会直前に当時の監督が不祥事で解任となった中で２９度目の本戦出場を決めていた。安藤圭祐主将は「いろいろありましたけど」としながら、「高林監督は駒大の練習をそのまま取り入れるのではなくて、僕たちに合わせて考えてくれている」と話した。 高林監督は駒大で箱根駅伝の優勝を経験し、コーチとしてもチームに関わってきた。駒大のエッセンスが取り入れているが、前日に恩師である駒大・大八木弘明総監督から電話で助言も受けた。「後半５キロが勝負」「水分をしっかりとって暑さ対策を忘れずに」。高林監督が準備していたことと一致しており、自信になった。大学の枠を超えて”大八木イズム”が受け継がれている。
中日スポーツ
