阿部監督に評価されず…?巨人、前年から1軍出場がない選手(2)“崖っぷち”のスラッガー候補はついに
2024年シーズン開幕からまもなく3ヶ月が経過するプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームで苦しんでいる選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない巨人の選手を紹介したい。
増田陸
・投打:右投右打 ・身長/体重:179cm/88kg ・生年月日:2000年6月17日 ・経歴:明秀学園日立高 ・ドラフト:2018年ドラフト2位 2022年にはブレイクの兆しを見せた増田陸。今季は正念場となるが、交流戦で待望の一軍復帰を果たした。 明秀学園日立高では高校通算34本塁打を放ち、強打の遊撃手として評価を高めた増田陸。迎えたドラフト会議で読売ジャイアンツから2位指名を受け、プロ入りを果たした。 入団後は故障もあって育成落ちを経験したが、高卒4年目の2022年に一軍デビュー。同年は一塁のレギュラー格となり、69試合に出場して打率.250、5本塁打、16打点と期待を抱かせる成績を残した。 ところが、昨季はファームで76試合に出場するも、打率.229と状態が上がらず。さらに、シーズン途中には左肘内側側副靱帯を損傷し、一軍昇格のないままシーズンを終えた。 今季はオープン戦からアピールしたいところだったが、4試合の出場で9打数0安打と結果を残せず。開幕後はファームでも打率2割台前半、ノーアーチと本領発揮には至っていない。 そんな中、きょう13日に久しぶりの一軍昇格。同日の楽天戦で「9番・一塁」としてスタメン起用されている。
ベースボールチャンネル編集部