”私人逮捕系ユーチューバー”の男らに懲役1年6カ月など求刑 覚醒剤所持教唆の罪
男性に覚醒剤を持ってくるようそそのかした罪に問われている”私人逮捕系ユーチューバー”の裁判で、検察側は、男に懲役1年6カ月を求刑しました。 ”私人逮捕系ユーチューバー”の中島蓮こと今野蓮)被告(31)と奥村路丈被告(29)は、去年、インターネット上で配信する動画撮影のために呼び出した男性に、覚醒剤を持ってくるようにそそのかした罪に問われています。 18日、東京地裁で開かれた裁判で、検察側は「犯罪行為により利益を得ようとして男性をおびき出し、覚醒剤の持参を覚悟させた悪質な行為」と指摘しました。 その上で覚醒剤所持教唆罪が成立するとして、今野被告に対し懲役1年6カ月、奥村被告に対し懲役1年を求刑しました。 一方、弁護側は「男性は、覚醒剤を日常的に使用していて、今野被告らの行為で購入を決意したとは言えない」と無罪を主張しました。 今野被告らは、インターネットの掲示板で「覚醒剤を一緒に使いたい」などと書き込んで男性を誘い出し、男性が警察官に現行犯逮捕される様子を、「ガッツch」という自身のYouTubeで配信していました。
テレビ朝日報道局