エンポリ戦でも好パフォーマンスを見せたラツィオのMF鎌田大地(C)Getty images

ラツィオに所属するMF鎌田大地のエンポリ戦でのパフォーマンスについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が賛辞を贈っている。 鎌田大地は現地イタリアでどう評価されている？ ラツィオは12日、セリエA第36節でエンポリと対戦。鎌田はリーグ戦7試合連続で先発出場すると、ボランチやトップ下でプレーし2-0の勝利に貢献した。イタリアの大手スポーツ紙は、前半終了間際のCKから先制点を挙げたDFパトリック、さらに好セーブでチームの窮地を救ったGKフリストス・マンダスと並ぶ「7」の高評価を鎌田に与えている。 寸評では「またしても巨大なパフォーマンスを見せた」と鎌田を称賛。特に24分の前線のチーロ・インモービレへのスルーパスを注目し、「プレスをかけ、カウンターを仕掛け、ラストパスを演出した。インモービレに対し、銀食器に載せて決定的なボールを提供した」と綴り、鎌田の1プレーを最高級レストランのサービスや一品に例えた。 また、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』も鎌田のパフォーマンスを「7」と採点。「タックル成功数4回とデユエル勝利数7回はベスト記録だ」と、鎌田にとって今シーズン最高のパフォーマンスであったことを評価した。「加えてクオリティと良いラストパス、タイミングの良い飛び出しも見せ、（スタディオ）オリンピコから拍手が送られた」と振り返った。