【南部杯】サヨノネイチヤ、不良馬場でも鋭い伸び 坂井師は好感触「どのくらいやれるか」
＜南部杯：追い切り＞ 帝王賞で地方馬最先着の5着に入った大井のサヨノネイチヤ（牡5、坂井）が9日、南部杯（Jpn1、ダート1600メートル、14日＝盛岡）に向け、小林牧場で最終追い切りを行った。 主戦の西騎手が騎乗。半馬身ほど後方の外に僚馬を置く形で、半マイルあたりからペースアップ。直線で軽く仕掛けられると、水の浮く不良馬場を1頭になってからも鋭く伸びた。 見届けた坂井師は「休み明けとしてはまずまず。南関東だけの重賞なら勝てるぐらいの状態だと思う。先々のことを考えて、これでどのぐらいやれるか」と好感触。試金石の一戦に向け、精神面の成長も実感していた。
