早くも去就注目!? 今オフのFA目玉候補(3)巨人・阿部監督の起用法では…?
オフシーズンに大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)市場だ。昨オフも山崎福也、西川龍馬、山川穂高の3選手がFA権を行使し、国内移籍を決断した。今季も多くの選手が新たにFA権を取得しており、早くもオフの動向が注視されている。そこで今回は、今オフのFA目玉候補を紹介したい。(※今季成績は8月1日時点)
大城卓三(読売ジャイアンツ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:187cm/90kg ・生年月日:1993年2月11日 ・経歴:東海大相模高 - 東海大 - NTT西日本 ・ドラフト:2017年ドラフト3位 シーズン序盤こそ苦しんだが、今季もバットで大きな貢献を見せている大城卓三。今オフのFA市場で、目玉の1人となりそうだ。 2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから多くの出場機会を得ると、プロ3年目の2020年に正捕手の座を奪取。同年は打率.270、9本塁打、41打点の活躍でベストナインに輝いた。 “打てる捕手”として台頭した一方、守備面を課題としていたが、翌2021年にはリーグトップの盗塁阻止率.447を記録。攻守で大きな成長を見せ、球界を代表する捕手に名乗りを上げた。 昨季は134試合出場で打率.281、16本塁打、55打点、21犠打の好成績を残し、2度目のベストナインを受賞。 今季もチームを牽引する活躍が期待されていたが、打撃不振に陥り、5月8日に二軍降格。それでも一軍再昇格後は、打率.253まで上昇。 一方、スタメンマスクの座は岸田行倫や小林誠司に譲り、主に一塁手として出場。さらに、坂本勇人の一軍復帰、新助っ人ココ・モンテスの存在などがあり、ベンチスタートの試合も増えている。捕手としての出番を求めて、FA権を行使する可能性もあるだろう。
ベースボールチャンネル編集部