なにわ男子・大西流星「青春したな!って感じ」 同世代キャスト集結の恋愛映画で映画初主演
■大西流星、○○を知ったら「ファンになっちゃいました!」
――今回、英二のビジュアルでこだわった部分は? 大西:この作品ではメイクをほぼ自前でやっていたんです。英二のポイントは、ひっそりアイラインを引いているところですね。原作もそうですけど、英二の目力、目の動きで表現する繊細なシーンが多いので、カーキやグレーっぽいアイラインを分からないぐらいナチュラルに引いていました。髪の毛は、ちょっと英二は外ハネや、ちょっとボサボサっとした部分があるので、そこは英二のチャームポイントじゃないかな。茶髪にもしたのですごく新鮮。僕自身の新しい一面が見せられているのかなと思います。それと、英二ならパイナップルのジュースとか…それぞれキャラクターを彩ってくれるアイテムもあるんです。劇中でも、それがより濃くキャラクターを映し出してくれていると思います。 ――『恋を知らない僕たちは』はそれぞれが恋を知って変化していく様子が見どころですが、大西さんご自身、何かを知る前と知った後で変わったことはありますか? 大西:僕、新幹線が大好きなんですけど、一度、新幹線の清掃の密着映像を見たことがあるんです。停車中のちょっとした時間に、清掃員の方が車内に入ってシートを替えたり、忘れ物がないかを見たりされていたんですが、そうした新幹線の裏側を見たら清掃員の皆さんのファンになっちゃいました! スターを見てる気分になっちゃいます(笑)。新幹線に乗る時も、窓の外からジロジロと「あ、掃除してる!」って見ちゃって…。何か僕、変な人になっちゃってるかもしれないです(笑)。それを知って以来、清掃に時間かからないように座席はキレイに使おうと思いましたし、シートも倒したら元に戻してからじゃないと下りないとか…常に意識するようになりました。 ――今回の映画は「“360度キュンとして共感”する等身大(リアル)ラブストーリー」と銘打たれていますが、大西さん自身が最近思わずキュンとしたことは? 大西:嵐の櫻井(翔)くんとバラエティー番組で共演した時に、「久しぶりだよね」と言ってくださったんです。「覚えててくれてるんや」と思って、めちゃくちゃキュンとしました(笑)。番組内でも話しかけてくださったり、セット裏でも「最近、元気してる?」みたいな話をしてくださったり、ちゃんとチェックしてくださっているという優しさにキュンとしました。あと“自分たち(なにわ男子)、かわいいな”と思ったのは、いろいろなテレビ番組に呼んでいただいてメンバーと一緒に出る時に、どんな現場でもずっと固まって一緒にいるんですよね。その安心感がすごいです(笑)。 ――(笑)。そんな仲のいい“なにわ男子”の皆さんが、本作の主題歌も担当されていますね。 大西:主題歌の「コイスルヒカリ」は疾走感があって、ムズムズした恋心が描かれてる歌詞も映画にマッチしていると思います。背中を押してくれるような楽曲でもありますし、振り付けもかわいいので、SNSで皆さんに踊ってほしいです。自分の主演映画の主題歌だということもあって、きっと大事な楽曲になりそうだなと思います。ぜひ、通勤・通学中や、ワクワクする時、デート前にも聴いてほしいですね。 (取材・文:齊藤恵 撮影/高野広美) 映画『恋を知らない僕たちは』は、8月23日より全国公開。