19’センバツ龍谷大平安 主力選手紹介/10止 野沢秀伍投手(2年) /京都
<第91回選抜高校野球> ◇近畿大会で劇的に変身 昨秋はチームで最も劇的に「変身」した。府予選の準決勝で一回に5点をもらいながら、二回途中で5点を失って降板して敗戦の責めを負い、3位決定戦は出番さえなかった。近畿大会は背番号が「1」から「11」になったが、準々決勝で三回途中からのロングリリーフを1失点で乗り切って勝利をたぐり寄せ、失地を回復。準決勝、決勝は計280球を一人で投げ抜いて勝った。 気持ちが表に出ないと指摘されていたが「負けん気は強い」。速球と並んで武器にしているチェンジアップは「(変化球禁止の)小学生時代からこっそり投げていた」というしたたかさも。岐阜県可児市出身。45回3分の2、防御率2・17、32奪三振。(成績は昨秋公式戦)=おわり(矢倉健次が担当しました) 〔京都版〕