現金を引き出したくても「ATM手数料」が気になる…!時間帯だけでなく、曜日によっても違うの?
キャッシュレス決済を利用している方でも、銀行やコンビニのATMで現金を引き出すことがあるでしょう。ここで気になるのは、ATMの利用手数料についてです。現金を引き出すたびに手数料を支払っていると、無駄な出費が増えることにもなりかねません。そこで今回は、銀行やコンビニのATMの手数料についてご紹介します。
何気なく利用しているATM……手数料が負担になることも!
株式会社アイコム総研が運営するサイト「クレコミ」のアンケート調査によると、「過去1ヶ月以内にコンビニのATMを利用したことがある」と回答した人は全体の81%でした。 キャッシュレス決済が普及しているものの、現金が必要になってATMを利用する機会は、まだ多いことが分かります。何気なく利用しているATMですが、時間帯や曜日によって手数料がかかるため、注意が必要です。 また同調査によれば、「コンビニATMで取られる手数料を把握していますか?」という質問に対して、把握していると答えた方は82%にもおよびました。 できるだけ手数料を支払わなくて済むように、コンビニATMのルールについて把握している方が、多いことが分かります。
ATMの手数料は時間帯と曜日によって異なる
コンビニATMや銀行のATM手数料は、一定ではなく、利用する時間帯や曜日により異なります。 例えば「三井住友銀行」のATMでは、同銀行のキャッシュカードを使用する場合は、表1のようなATMの利用手数料がかかります。 表1
※三井住友銀行の特典やキャンペーンを受けていない状態でのATM手数料を記載 ※料金はすべて税込み ※株式会社三井住友銀行「三井住友銀行 ATM手数料のご案内」を基に筆者作成 また大手コンビニエンスストアの株式会社セブン-イレブン・ジャパンが展開している「セブン銀行」は、表2のようなATM手数料となっています。 表2
※料金はすべて税込み ※株式会社セブン銀行「セブン銀行 手数料一覧」を基に筆者作成 銀行の営業時間外に、コンビニのATMで現金を引き出せることは便利ですが、1回の利用で最大330円かかる手数料は、決して安いとはいえないでしょう。