【岩瀬洋志】人気急上昇中の20歳が語る、「戦う相手はいつだって自分自身」
ドラマ『新空港占拠』の第三話で〝猿〟の仮面をはずし、平山浩行さん演じる元SAT管理官の息子だということが明かされた岩瀬洋志さん。イケメンすぎるとSNSでも人気急上昇中。駆けだしながらも確かな実力を発揮するその裏側には、ストイックに努力する姿がある。with digitalインタビュー後編では仕事に対する想いなどを聞いた。 ドラマ『新空港占拠』で話題!色気ある岩瀬洋志の撮りおろしショットを見る!
――お話を聞いていると、芯が強くて、かなり野心家な方なのかなと。 野心……なんですかね。成長したい、そのためにやれることは全部やりたい、って思っていて。あんまり特別なことをしているっていう意識はないです。 ――以前のインタビューで、負けず嫌いという言葉がよくわからないとおっしゃっていたのが印象的でした。あんまり人と比べないから、負けるという感覚もないと。 昔から、比較はしないです。この仕事をはじめて、いろんな方に出会って、ダイレクトに評価されるようになっても、それは変わらない。戦う相手はいつだって自分だけなので。 ――頭ではわかっていても、つい比べちゃうんですよね……。 もちろん僕にも至らないところはたくさんあるし、悔しい思いをすることもあります。でもそれって、成長する余地があるってことでもあるから、僕は心地がいいんです。
――わりと武闘派なんですね。 そうかもしれないです。多少のしんどさくらい耐えなきゃ、仕事で結果を出すなんて無理だと思いますし。でも、どんなときもまわりの人たちに敬意を払うことは忘れたくないです。自分と戦うっていうのは、自分のだめさに追い打ちをかけるってことじゃなくて、ありのままの自分を認めるということ。そのほうが、まわりのすごさをリスペクトしながら、いっそう努力できるんじゃないかなと。その努力は絶対、のちのち結果につながってくるはずなので。 ――ありのままの自分を認められる、ってすごいことだと思います。それは強さも弱さもひっくるめて、ということですもんね。 ちゃんと自分のことを好きになって生きよう、って最近思ったんです。特別なきっかけがあったわけじゃないですが、人生にはいつ何が起きるかわからないからこそ、一瞬一瞬を真剣に生きていきたい、妥協したくない、って。心が荒んだまま生きていくのもいやだし、できる限り自分の価値をあげていきたい。そのためには何ができるだろう、っていう考え方です。 ――自分の芯を強く貫くために意識していることはありますか? もともとの性格もあると思うんですけど、総合的に物事を見るようにはしています。たとえば芝居のなかで自分と違う価値観に触れても「この人はこう思うのか」と受け止めはするけど、受けいれすぎることはしないです。一つひとつに細かく心を揺らしすぎていたら、ぶれちゃうので。違う価値観を尊重することと、それに影響されて自分が変わることは、また違うような気がするから、今の自分に何が必要なのかを俯瞰して考えて、なるべく冷静に取捨選択するようにしています。