このまま“出番なし”に…?中日、今季1軍出場ゼロの選手(4)ドラゴンズで“返り咲き“も…?
シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月10日時点)
福島章太
・投打:左投左打 ・身長/体重:177cm/92kg ・生年月日:2002年10月24日 ・経歴:倉敷工 ・ドラフト:2020年ドラフト4位 昨季は一軍デビューを果たした福島章太。今季はブレイクが期待されたが、一軍定着にはまだ時間がかかりそうだ。 倉敷工から2020年ドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーは左肩の故障に苦しみ、同年オフに育成契約となった。 翌2022年に復帰するも、ファーム18試合の登板で6勝6敗、防御率5.36と低調な数字に。87回1/3を投げて58四死球を与えるなど、制球面に不安も残った。 それでも、同年の夏場には自己最速の153キロを計測するなど能力の一端を示し、同オフに支配下復帰を果たした。 昨季は開幕から二軍でリリーフとして結果を残すと、8月に一軍デビュー。一軍では4試合の登板で防御率13.50に終わったが、二軍では33試合の登板で、1勝3敗1セーブ、防御率2.70の成績を残した。 しかし今季は、ファーム23試合の登板で防御率5.56と再び低迷。22回2/3を投げて29四死球を献上しており、大きくコントロールを乱している。 今季の二軍での投球内容を見ると、一軍登板は厳しいものとなりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部