仏北部の難民キャンプ付近で射殺事件 5人が死亡、容疑者の男は出頭
仏北部のドーバー海峡に近い町で14日、計5人が射殺される事件が起きた。フランスの地元メディアが報じた。容疑者と見られる男は警察当局に出頭し、逮捕されたという。 【画像】NYのCEO射殺事件、容疑者の男逮捕 企業への反感記した文書持つ 地元メディアによると男は14日午後3時ごろ、ドーバー海峡から20キロほど内陸に入った町ボルムーで、会社を経営する男性を射殺した。男は沿岸部の町ロオン・プラージュへと移動し、難民申請者が不法に占拠するキャンプ付近で、キャンプに住むクルド人2人を射殺。さらに、この町の港湾地区の警備員2人も射殺したという。 容疑者と見られる男は22歳で、複数の銃器を所持していたという。5件の殺人について容疑を認めているが、動機はわかっていないという。(ブリュッセル=牛尾梓)
朝日新聞社