<特捜戦隊デカレンジャー20th>“デカピンク” 菊地美香×アンジュルム・川村文乃、スーパー戦隊ヒロイン談義 お風呂シーン秘話も
川村さん その言葉、お守りのように、心に大切にしておきたいですね。
◇おなじみの入浴シーンは「ないとウメコじゃない」 30周年に向けての思いも
--デカレンジャーといえばウメコのお風呂シーンもおなじみですが、今回もありました。
菊地さん 特別感はなく、いつものように入って、いつものようにビシャビシャで帰るみたいな(笑い)。日常がまた来たなという感じでした。最初入浴シーンはなかったのですが、「やっぱり必要だよね」と加筆されました。「ないとウメコじゃないかな」と感じたので良かったです。
--テレビシリーズ当時、最初から決まっていた?
菊地さん お風呂に入る設定は最初から決まっていて、お風呂が苦手なお子さまに「ウメコちゃんも入っているから頑張って入ろうね」という狙いがあったようです。実際「お風呂嫌いが治りました」といったお声も多くてうれしかったです。
--そういう狙いもあったのですね。
菊地さん 大人の方向けだったらジャスミン(デカイエロー/日渡茉莉花役・木下あゆ美さん)が入った方が、大人の雰囲気があったのでしょうけど(笑い)。
--少し気が早いですが、次の30周年は?
菊地さん 全力を懸けた完成映像を見て思ったのは「もっとやれたのでは」ということ。プロデューサーとも「何でもやり残したことがあるぐらいがいい。次につながるから」と話もしましたが、あれもこれもそれもやり残しているので、もしかしたらあるかもしれません。30年、40年と続いたらいいなとは思っています。
--川村さんも10年後、どうですか?
川村さん 関わらせていただく機会があったらいいなと思います。今回を機にデカレンジャーのファンになったので、また続きがファンとして見たい気持ちでいっぱいです。
「特捜戦隊デカレンジャー20thファイヤーボール・ブースター」は期間限定の上映後、11月13日にブルーレイディスク(BD)とDVDが発売される。(取材・文・撮影:遠藤政樹)