「相棒」意外と知らない家族関係 肉親が唯一登場してない歴代相棒とは
ちなみに右京の親族関係は、小料理屋「花の里」の女将だった宮部たまき(益戸育江)とかつて結婚していたことがわかっており、フォトグラファーで便宜上姪と名乗る遠縁の女性・杉下花(原沙知絵)が登場している。ただ、家系図から見ると、右京に花との直接の血のつながりはないようだ。
懸案だった享の周囲の人々がみな元気でいることが判明し、多くの視聴者が安堵した元日スペシャル。そうなると、ほかの相棒たちの現在や、彼らの邂逅が見たくなるのも必然だろう。陣川公平(原田龍二)や姉川聖子(田畑智子)、青木年男(浅利陽介)ら一時的に特命係に在籍した者はいるものの、右京が相棒と認めたのは「か」で始まり「る」で終わる名前を持つ、薫、尊、享、亘の4人。「亀山くんが最後の相棒」と水谷が明言しているので、これ以上増えることはないだろう。「いつか歴代4人が一堂に会した姿が見たい」「戦隊ものみたいに勢ぞろいしてほしい」という、熱い願いがSNSには多く上がっている。(文・早川あゆみ)