「積極的に走れた。悔いはない」8区区間賞の青山学院・塩出翔太 自身の前回記録に14秒届かずも歴代6位の好タイム
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路) 復路の8区で青山学院大の塩出翔太選手(3年)が、1時間4分14秒の走りで区間賞を獲得しました。2位の駒澤大学との差を1分40秒から1分57秒に広げ、首位をキープしています。 【画像】給水で乾杯する9区田中悠登選手と片山宗哉選手 レース後、塩出選手は「狙っていたタイムは出なかったのですが、積極的に走れました。悔いはないです」と振り返ります。前回大会で自身が出した、歴代3位のタイムである1時間4分0秒には届かなかったものの、歴代6位のタイムで走りました。 前回大会4区で区間賞を獲得した青山学院大OBの佐藤一世さんから「最後頑張ったね、遊行寺から」と声をかけられると、「(原晋)監督からラスト1km振り絞れって言われて、区間記録ペースっていうのも言われたので、頑張って走りました」と答えます。 「9区の田中さん(悠登、4年)はこの1年間苦しんできたのですが、本当に頼もしいキャプテンで絶対に走ってくれます。アンカーの小河原(陽琉選手、1年)はラストスパートもあって強いので、あとは大手町に帰って待ちたいと思います」と、後続のメンバーに信頼を置きました。