“ミスターDDT”HARASHIMAがKO-D無差別級王者・青木真也に挑戦表明。王座獲りに意欲【DDT】
DDTプロレスが9月29日、東京・後楽園ホールで「DRAMATIC INFINITY 2024 3時間スペシャル」を開催。同団体の最高峰KO-D無差別級王座を過去10度戴冠した“ミスターDDT”HARASHIMAが同王者の青木真也に挑戦を表明。10月20日、後楽園で青木のV2戦が行われることが決まった。 この日、HARASHIMAは青木と組み、秋山準、中村圭吾組と対戦。青木と秋山が珠玉のレスリングの攻防。秋山がパイルドライバーを見舞えば、青木は腕十字狙い。脱出した秋山がエクスプロイダー一閃。HARASHIMAと中村がミドルキックの応酬。HARASHIMAが中村にファルコンアローを繰り出せば、中村もフランケンシュタイナーで応戦。最後はHARASHIMAがリバース・フランケンシュタイナーから蒼魔刀を中村に叩き込んで3カウントを奪い、HARASHIMA組に凱歌が上がった。 試合後、これまで青木とは幾度となく対戦して、しのぎを削ってきたHARASHIMAは「強い青木真也を見てて、ワクワクドキドキしたよ。ホントは『いつでもどこでも挑戦権』を獲って挑戦したかったけど、我慢できなくなっちゃった。青木さん、そのベルトに挑戦させてください」とアピール。
青木は「俺は息も切れてないですよ。ようやく来てくれました。全力でHARASHIMAさんをめくりにいきます。やりましょう」と快諾。10・20後楽園での王座戦が決まり、両者はガッチリ握手を交わした。 バックステージで青木は「ようやく来たかって。今このベルトが一番強いと思う。そのベルトによく挑んできたんじゃないかって。(HARASHIMAとは)3回シングルやって、2勝1敗。イーブンにされるのか、突き放すのか、やってみたらいいんじゃないですか」とコメント。 HARASHIMAは「KO-D無差別級のベルトへのこだわりはずっと持ち続けてるんで。青木さんとは過去何度もシングルでやって、負けたほうが多いのかもしれないけど。KO-D無差別級のベルトをかけての試合はなかったと思うんで。そのベルトを勝ち取りたい。(新ベルトへのこだわりは)ベルトが新しくなってから巻いてないんで。巻きたいと思ってます」と王座獲りを見据えた。