バルセロナ、カンプ・ノウ復帰は来年2月中旬以降に
【AFP=時事】サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナは20日、改修工事中の本拠地カンプ・ノウに戻る時期について、少なくとも来年2月中旬まで先延ばしにすると発表した。 【写真】カンプ・ノウの改修工事 バルセロナは先月、6万2000人の収容人数で年内にカンプ・ノウに戻ることを目標にしていると明かしていたが、それぞれ来年1月26日と同2月2日にホームで予定されているバレンシアとアラベスとのリーグ戦までは仮本拠地のエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで開催するとした。 欧州サッカー連盟(UEFA)の規則で、欧州チャンピオンズリーグのリーグフェーズ中に本拠地を変更するのを禁じられていることや、同時期に二つのスタジアムを運用することで生じる物流の難しさと追加コストを理由に挙げた。 ただし、来年2月16日のラージョ・バジェカーノとのリーグ戦からはカンプ・ノウで行われる可能性がある。 カンプ・ノウの改修は2026年夏に完了予定で、収容人数は10万5000人に増え、スタジアムには屋根が取り付けられる。 工事は2023年6月から始まったが、許可の複雑さや労働環境をめぐる問題で遅れが生じており、現在はエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスを2025年3月31日まで使用できるように契約を延長している。【翻訳編集】 AFPBB News