2年ぶり完投勝利で今季初勝利を挙げたDeNA・浜口遥大投手

◇プロ野球セ・リーグ DeNA5-1中日(10日、横浜スタジアム) DeNAの先発・浜口遥大選手が9回111球5奪三振1失点の熱投で今季初勝利。打っては2安打とチームをけん引しました。 ここまで6試合白星がなく5敗を喫している浜口投手。2回には、連打でノーアウト1、2塁のピンチを背負いましたが、石橋康太選手の送りバントを華麗なフィールディングで3塁への進塁を阻止。最大のピンチを無失点で切り抜けます。 その後、打線が5点を援護すると浜口投手はチェンジアップを織り交ぜ、緩急をつけた投球を披露。テンポ良くアウトを重ねていくと、9回のマウンドへ。最後まで1人で投げ抜き、自身2年ぶりとなる完投勝利で今季初勝利を手にしました。 ヒーローインタビューでは「もう本当にここまでずっとチームの力にもなれていなくて。ただ9回のマウンドに上がる時もすごい大声援で後押ししてくれてすごく勇気をもらいました。ありがとうございます」とファンに頭を下げます。

5回、浜口投手がツーベースを放ちベンチは大盛り上がり

さらに浜口投手は5回にライトへのツーベースヒット、6回にセンター前へのヒットを放つと、これにはベンチも大盛り上がり。この打撃に「まあ俺が決めてやると思って...。というのは嘘で、たまたま今日は良いところで出たんで本当に野手の皆さんに感謝します」と野手陣に感謝を伝えました。 昨季8勝を挙げた左腕が今季7戦目、苦しんで掴んだ初勝利。「まだまだ迷惑かけた分を取り返しきれていないので、一つずつ目の前の試合に集中して最終的には良い結果で終われるように残り頑張りたい」と力強く話しました。