全国高校駅伝 女子・立命館宇治高は4位、男子・洛南高は9位
都大路を舞台に開催される全国高校駅伝。 留学生の起用区間が最も短い3キロ区間に限定されるなど、ルール変更があった今大会。 女子の部には「立命館宇治」、男子の部には「洛南」が京都の代表として出場し 都大路を駆け抜けました! ハーフマラソンの距離を5区間で争う女子の部。 京都代表の立命館宇治は36大会連続での出場です。 全5区間の中で最も長く、各校のエースが集まる1区を担ったのは、3年キャプテンの佐藤ゆあ。 京都府予選、近畿駅伝と1区の区間賞の走りを見せてきた佐藤は、この日も先頭集団での熾烈な順位争いに食らいつき、2位で2区へとタスキをつなぎます。 【声】1区 立命館宇治高校 3年 佐藤ゆあ 主将 「他の強豪校のチームとしっかり差を広げるということを目標にして、今回1区を走らせてもらったので、チームのキャプテンとして、少しはチームに貢献できたのかなと思っています」 続く2区では順位を13位まで落としてしまいますが、3区、去年1年生ながら区間賞の走りを見せた芦田和桂、4区、初の都大路出場となった小林美友の2年生コンビがともに順位を3つずつ上げる快走を見せ、入賞圏内の7位で最終5区、3年 大西桃花にタスキをつなぎました。 この1年間 ケガに苦しんだという大西は、今年初の駅伝出場となりましたが 区間賞の走りでさらに順位を押し上げ 、4位でのフィニッシュとなりました。 【声】5区 立命館宇治高校 3年 大西桃花 選手 「この全国で走れたのは、京都府予選で走ってくれたメンバーたちがいたからなので、そういう思いは絶対に忘れずに今日出られていないメンバーたちの分も全力で走ろうと思って走り切りました」 【声】立命館宇治高校 3年 佐藤ゆあ 主将 「今残っている子たちもすごく力のある子たちで、まだまだ伸びしろがたくさんある子たちだと思うので、もう一段階チーム力を上げて、笑顔でこの都大路に 来年も立てるようにして頑張ってほしいなと思います」 そしてフルマラソンの距離を7区間で走る男子の部には、10大会連続出場となる洛南高校が出場しました。 先頭集団からは大きく離れての立ち上がりとなった序盤でしたが、4区、3年の三宅悠斗が区間2位の走りで、順位を押し上げ13位に。 5区では ケガからの復帰戦となった キャプテン井上朋哉が順位をさらに上げる好走を魅せます。 続く6区でも着実に順位を上げた洛南の最終7区でタスキを託されたのは、3年の加嶋翼。 区間2位の走りで 一時入賞ラインの8位となりましたが フィニッシュ直前、1秒競り負け、9位の結果となりました。 【声】洛南高校 3年 井上朋哉 主将 「今年一年間 全国高校駅伝優勝という目標を立ててきた中で、優勝どころか入賞も逃してしまう結果にはなってしまったのですが、最後まで誰一人としてあきらめずに走れたので、そういったところは よかったのかなと思います」