西武、オリックスに2年ぶりの勝ち越し決定 今井達也が6回2死までノーヒットの快投で9勝目 打線が14安打9得点の猛打で援護
◆オリックス2―9西武(24日、京セラドーム大阪) 西武がオリックスとの今季最終戦で快勝し、対戦成績を13勝12敗として2年ぶりに勝ち越した。打線が14安打9得点と爆発。今井達也が7回3安打2失点の力投を見せ、自身5連勝となる今季9勝目を挙げた。 ■SNS騒然…監督休養の松井稼頭央さんがベルーナドームに【写真】 西武は初回に2点を先制した。オリックス先発のエスピノーザの立ち上がりを攻め、源田壮亮と西川愛也の連打で1死二、三塁として、佐藤龍世が中前に2点適時打を運んだ。 4回は1死満塁で源田の三ゴロが敵失を誘って2点を加え、西川の中犠飛でさらに1点を追加した。6回も1死満塁から野村大樹に走者一掃の適時三塁打が出るなど、好機を逃さずにリードを広げた。 先発した今井は初回を三者凡退で片付けると、6回2死までノーヒットに抑える快投を見せた。西野真弘に変化球を中越えの三塁打とされて快挙の夢は断たれたが、続く太田椋を155キロの直球で遊ゴロに仕留めた。 今井は150キロ台中盤の球威のある直球と切れのある変化球を操り、オリックスを7回の代打杉本裕太郎の2ランによる2点のみに抑えた。5三振も奪い、リーグトップを独走する奪三振数を「180」に伸ばした。
西日本新聞社