人に褒められるの大好き!ビスケットブラザーズ・原田、たくさん褒められたいがゆえに取った異常行動とは?
11月7日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日)に、ビスケットブラザーズ・原田泰雅さんがゲスト出演していました。 【写真あり】「生き残ってほしい」お笑い第7世代は? 今回は『芸人矢印トーク』と題し、ゲスト芸人同士が、実は前から思っていたことを本人に直接ぶつけるという企画。そこで原田さんは、尖っている芸風の真空ジェシカ・川北茂澄さんに、自分たちのネタをどう思っているのか聞いていました。 原田さんは「(川北は)こういう尖った感じの雰囲気やのに、めっちゃ袖でネタを見てるんですよ。そういうときに限って、僕、ブリーフ一丁とかで。俺らのことってどう思ってる?」と質問。それに対して川北さんは、原田さんがカリスマになろうとしすぎていると主張しました。 川北「前に袖で(ビスケットブラザーズの)ネタを見ていたときに、ネタ中に原田さんが着ていた全身タイツのチャックが引っかかって、時間かかったけど、なんとか脱いだんですね。 それで(ネタが)終わって(袖に)はけて来たときに、(原田さんから)『並みの人間やったらあのままテンパって暗転やったけど、俺はカリスマやったから事なきを得たわ』って言われたんですけど、カリスマはチャック引っかからないんですよ」と指摘し、スタジオの笑いを誘っていました。 筆者は以前、原田さんが自分たちのネタの評価が気になるというお話をビスケットブラザーズのお2人にお聞きしています。 原田さんはエゴサーチをよくするそうで、優勝した『キングオブコント2022』(TBS)の生放送終わりでもエゴサーチをしたと言います。 原田「検索したら『コットンが優勝やったやろ』みたいな感じで……『ビスケットブラザーズ』で調べたら、スペースのあとに『面白くない』で出てくるんです」 筆者「それは嫌ですね」 きん「原田は褒められるのが好きなんです。だから、ふだんネタがウケたら袖にいる先輩に『どうでした?』って原田が聞くんですよ。 でも、原田はそこで完結してて、もう次の人の意見を聞きに行ってるんです。先輩の答えを聞かずにどっか行ってるんですよ(笑)」 原田「それはめっちゃ失礼になるんですけど、『どうですか?』って聞いたときに、その先輩の話を聞かなくても表情で十分伝わる人でして。『どうですか?』って聞いたら、(先輩が)もう口角をニンって上にあげた瞬間に『褒められる』っと思って。それでもう1ポイントということで、次のポイントをもらいに行こうかなという(笑)」 筆者「いやいや急ぎすぎでしょ。先輩の意見をカットするほど時間がなかったんですか?(笑)」 きん「ネタの出番は終わっているので、時間はあるんですよ。制限時間は別にないのにポイントを稼ぎまくっているんです(笑)」 エゴサーチして一般の方の評価を気にするぐらいですから、同業者の芸人にどう見られているかは、当然、気になるところでしょう。しかし、先輩芸人の評価が読めたからといって、すぐ次に『褒められポイント』をもらいに行くというのは、少し欲張りすぎではないでしょうか(笑)。 インタビューマン山下 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。