元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、トーマス・トゥヘル氏が同代表の監督に就任することで合意したという報道についてコメントした。イギリス紙『ミラー』が伝えている。 イングランド代表は現在、リー・カーズリー監督が暫定的にチームを率いている。こうしたなか、『BBC』など複数のイギリスメディアは、トゥヘル氏が同代表の監督に就任することでイングランドサッカー協会（FA）と合意したと伝えている。 イングランド代表として公式戦通算81試合に出場した経験を持つファーディナンド氏は、自身のYouTubeチャンネル上で「タイトルをもたらしてくれる」とトゥヘル氏が新監督に就任することを歓迎する意見を述べた。 「彼がもたらすプレースタイルは攻撃的で、戦術的に優れている。特に、大会の決勝トーナメントに適したプレースタイルだと思う。イングランド代表にとって主要大会で優勝する絶好のチャンスだろう。トーマス・トゥヘルが監督に就任すれば、在任期間中にタイトルをもたらしてくれると断言していい」 「今、私がこんなことを言うのは、あと少しだと思うからだ。イングランド代表は決勝までは勝ち進んでいる。これ以上、なにをイングランド代表にプラスすればいいだろう？ ガレス・サウスゲートに関して言えば、彼に欠けていた唯一のものは勝利への理解や能力だったのかもしれない」