【ジャパンC】第1回は日本のトップホースらがGI未勝利馬の外国馬に完敗 武豊騎手「衝撃を受けた。外国馬が強かったので」
だが、1984年。この年は日本競馬の威信をかけて、ミスターシービーとシンボリルドルフという2頭の三冠馬が出走。悲願のジャパンC制覇が期待された。 その期待通りに日本馬が勝利したが、勝ったのはなんと10番人気の伏兵カツラギエース。 ノーマークなことを生かしての逃げ切り勝ちで日本馬初勝利を果たすと、翌1985年はシンボリルドルフが先行策から抜け出して勝利して、日本馬が2連覇を果たした。
だが第6回以降、日本馬はジャパンCで苦戦を強いられ、1991年の第11回までに日本馬はわずか2勝に留まる結果に。 シンボリルドルフが勝利した後、オグリキャップやタマモクロス、メジロマックイーンといった名馬が参戦したが世界の強豪馬たちを破ることはできなかった。 ■文/福嶌 弘
テレ東スポーツ