【プレビュー】ロッテのソトは9月打率5割5本塁打と絶好調、優勝マジック11のソフトバンクはオリックスと対戦、ほか | パ・リーグ | プロ野球
9月13日~16日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。
埼玉西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ
最下位の西武と3位のロッテが対戦。 4連敗で球団ワースト記録の85敗目を喫した西武。苦しい戦いが続く今シーズンだが、西川愛也や山村崇嘉といった期待の若手がブレイクの兆しを見せている。西川は自己最多の88試合に出場し、打率.217だが、5本塁打、25打点をマーク。9月は既に2本塁打を放つなど、長打力を発揮している。 一方のロッテは3連勝中と勢いに乗る。2位の日本ハムとは4.5ゲーム差だが、まだまだチャンスはある。注目は絶好調のソトだ。9月は6試合で打率.500(24打数12安打)、5本塁打、12打点と打ちまくっている。現在3試合連続本塁打を放っており、この試合でも一発に期待がかかる。
オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス
5位のオリックスと首位のソフトバンクが対戦。 4位の楽天と3.5ゲーム差のオリックスは、山下舜平大が先発。今季は先発でスタートしたものの、夏場に中継ぎを経験。8月から再び先発に戻ると、そこから3試合で19回を投げ、3勝、防御率0.95、25奪三振と圧倒的な投球を見せている。 3連勝で優勝マジックを11としているソフトバンク。先発の有原航平はここまで11勝7敗、防御率2.59の好成績で、最多勝争いで2位につけている。ここ3試合は白星を挙げられずにいるが、この試合で12勝目を手にし、トップの日本ハム・伊藤大海と並びたい。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 北海道日本ハムファイターズ
4位の楽天と2位の日本ハムが対戦。 3位のロッテを4ゲーム差で追う楽天は、辰己涼介に注目。9月に入って9試合で打率.343(35打数12安打)、6打点と好調をキープしている。通算でもリーグ2位の打率.295、同トップの137安打を放っており、自身初の打撃タイトル獲得を視野に入れている。 一方の日本ハムは、直近3カードで6勝1敗と絶好調。首位・ソフトバンクとのゲーム差は8と開いてはいるものの、その勢いは本物だ。そのチームを牽引するのが、来日1年目の助っ人・レイエスだ。8月は打率.403、8本塁打、23打点で月間MVPに輝いた勢いそのままに、9月もサヨナラ弾を放つなど絶好調。大逆転のミラクルへ向けて、打ち続けたい。