松江の秋彩る「鼕行列」城下町に響く勇壮な鼕の音 市民・観光客が酔いしれる(島根)
山陰中央テレビ
松江の秋を彩る伝統の「鼕(どう)行列」が、20日松江市で行われ、勇壮な鼕の音が城下町に響き渡りました。 嶋村采音アナウンサー: 「城下町・松江の秋に彩りを添える伝統行事、鼕行列が今年も始まりました」 400年以上前に京都から伝わったとされる松江鼕行列。 山車に、鼕と呼ばれる直径1.5メートルほどの大きな太鼓を乗せ、法被を着た参加者たちが、お囃子に合わせて鼕を打ち鳴らしながら、市街地を練り歩きました。 今年は市内の保存会など16の団体が参加。 城下町の町ごとに受け継がれてきた山車を、子どもから大人まで幅広い世代の人たちが威勢のいい掛け声をあげながら引っ張りました。 観客: 「鼕の音を聞くと弾む感じがして、故郷だなという感じがします」 「子どもたちは初めて見るので、しっかりと練り歩くところを見て楽しみたいと思います」 沿道には市民や観光客など多くの人が集まり、城下町・松江に響き渡る勇壮な鼕の音に酔いしれていました。
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