<小野大輔×古川慎>「ヤマト3199」インタビュー(1) 愛を次の世代に伝える 森雪の魅力
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズ最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第一章「黒の侵略」が7月19日から上映される。メークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当した福井晴敏さんが、最新作では総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当することも話題になっている。2012年にスタートしたメークシリーズの第1弾「宇宙戦艦ヤマト2199」から約12年にわたって主人公・古代進を演じているのが小野大輔さんだ。小野さん、そして「ヤマト3199」に新キャラクターとして登場するアルフォンを演じる古川慎さんに「宇宙戦艦ヤマト」への思いを聞いた。 【写真特集】衝撃の「3199」どうなる? ヤマトの姿は? ビジュアル一挙公開
◇きっかけは「スパロボ」
--2021、22年に劇場上映された「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」以来の新作となります。
小野さん 再び希望の艦に乗れることを本当に誇りに思います。旅に出る度に、なぜ旅に出るのか?と考えるんですが、今回はこれまでのシリーズ以上に未来への希望に向けて飛び立っていくようなイメージがあります。そこには困難や苦難があると思うのですが、不安よりも、またヤマトに乗れることへの喜びの方がはるかに大きいです。古代進として希望に満ちあふれているような感覚です。
古川さん 「ヤマト」はずっと続いている名作ですし、参加させていただけることに大きなプレッシャーを感じていますが、大変光栄なことだとも思っています。アルフォンに関しては、ひとまず、楽しみにしてください!としか言えないのが非常に歯がゆくもありますが、アルフォンというキャラクターを受け入れていただけたらうれしいと思います。今後、話がつながっていくにつれ、自分も作品の一つのピースになれるように、頑張ろうと思う所存です。
--古川さんが「宇宙戦艦ヤマト」に触れたきっかけは?
古川さん おそらく、懐メロ特集で主題歌に触れたのが最初だと思うのですが、メークシリーズに触れたのは「スーパーロボット大戦」でした。「スパロボ」は、丁寧に話の流れやあらましを教えてくれるんです。「スパロボ」でヤマトが強いんです。