結婚してマイホームを購入!次は「マイカーの新調」を考えているのですが「アルファード」は少しぜいたくでしょうか?
結婚やマイホーム購入は、多くの夫婦にとって人生の一大イベントです。しかし、その後に続くマイカーの新調も大きな決断となるでしょう。特に、アルファードのような高級車を選ぶ場合、住宅ローンや家計のバランスをしっかり考慮することが大切です。 本記事では、マイホームの費用相場や世帯主の平均所得、車の購入費用の目安を紹介します。ぜひ参考にして、現実的な選択肢を見極められるようにしましょう。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
マイホームにかける費用相場
住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、2021年度の平均的なマイホームの費用相場は表1の通りです。
出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より筆者作成 データをみると、多くの家庭が数千万円規模の投資をしてマイホームを手に入れていると分かります。 マイホームを購入する際には住宅ローンの借入を伴うことが一般的であり、家計に与える影響は決して小さくありません。マイカーの新調を検討する場合は、住宅ローンが家計に与える影響をしっかりと考慮する必要があります。
世帯主の年齢別にみた平均所得金額
厚生労働省の「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」によると、世帯主の年齢別にみた平均所得金額は表2の通りです。
出典:厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」より筆者作成 30代になると家庭を持ち、マイホームを購入する人が増えると考えられます。収入の伸びに合わせてライフスタイルの充実を図りたくなるものですが、マイホームや車への投資が過剰にならないよう注意が必要です。
車の購入費用の目安
車を購入する際、費用の目安として「年収の約半分」を上限とする考え方があります。家計に無理のない範囲で車を所有するための一般的な基準として知られています。例えば、年収が600万円であれば、購入する車の価格は300万円程度が妥当といえるでしょう。 アルファードはトヨタの高級ミニバンとして知られており、新車価格は最も安いグレードでも540万円です。そのため、アルファードを無理なく購入するためには、少なくとも1080万円程度の年収が必要といえます。 一方、厚生労働省の調査によると、30~39歳の世帯主の平均所得は約608.5万円です。所得が平均的なものであれば、アルファードを購入するのはぜいたくな選択肢といえるでしょう。