大谷翔平（ロイター）

　メジャーではドジャースの大谷翔平投手（30）だけが確実な存在のようだ。MLB公式サイトが19日（日本時間20日）、シーズン前に専門家ら11人で予想した2024オールMLBチームと実際の結果を検証したころ、完全的中はDH部門だけだった。大谷がファーストチーム、アストロズのヨルダン•アルバレス（27）がセカンドチームに選出された。 【動画】大谷は… MLB発表「トップ100プレー」の1位 　同サイトは「ようやく予想を当てることができたが、この結果はオーケー・パットみたいなものだった。トミー・ジョン手術のリカバリーのためフルタイムのDHに格下げされた大谷は、それでも歴史に残るシーズンを演出した。アルバレスは、これまでのキャリアでずっとやってきたエリートレベルでの打撃を展開。そのおかげでマルセル・オズナのセンセーショナルな39本塁打シーズンを抑え、唯一の完全な予想通りの結果をもたらした」と解説。 　その上で「教訓…大谷が私たちを驚かせることは、野球において最も確実な結果と言える」と結論付けた。 　ほぼ予想が外れており、的中したのは一塁手部門セカンドチームに選ばれたフィリーズのブライス・ハーパー内野手（32）、二塁手部門セカンドチームで選出されたホセ・アルテューべ内野手（34）、外野手部門ファーストチームに選ばれたヤンキースのフアン・ソト外野手（26＝メッツ）の3人。先発投手部門はファーストチームでオリオールズのコービン・バーンズ投手（30）、フィリーズのザック・ウィーラー（34）だけだった。 　ドジャースのムーキー・ベッツ内野手（32）は開幕前は遊撃手部門でファーストチームと予想されたが、実際は外野手部門のファーストチームに選ばれた。