正統スタイルで進化する“最新フルメタル系Gショック”はどう選ぶのが正解? 「フルアナログ三眼クロノグラフ」のこだわりとは
●金属素材ならではの精悍さをタフネスにプラス
極めて高い耐衝撃性でリストウォッチの“タフネス”性能を大躍進させたカシオの「G-SHOCK(ジーショック)」。 【画像】同じ八角形でも進化を遂げたフルメタルG-SHOCKを画像で見る(18枚) 樹脂素材を活用することでタフネスな使い心地を実現したG-SHOCKが、ベゼルやケース、ブレスレットにステンレススチール素材を採用することでさらなる精悍さと美しさまでをも叶えたのが「G-SHOCK-FULL METAL」コレクションです。
本コレクションの成り立ちについてカシオの担当者は「G-SHOCK初号機の誕生から受け継がれてきた、カシオ独自の耐衝撃構造と高密度実装技術を活かし、原点にして究極の形を金属素材で叶えたタイムピースです」と説明します。 そして「G-SHOCK-FULL METAL」コレクションは大きく分けて、初代G-SHOCK「DW-5000C」を継承する「5000シリーズ」のほか、2019年に登場した「GA-2100」シリーズをフルメタル化した「2100シリーズ」の2つがあります。そこで今回は、「5000」「2100」それぞれのシリーズから、2024年10月にリリースされたばかりの2つの最新フルメタルG-SHOCKを紹介します。
●耐衝撃の最適解をメタル素材で再構築した「GMW-B5000D-3JF」
最初に紹介するのが、B5000系フルメタルの最新モデルとして2024年10月にリリースされた「GMW-B5000D-3JF」。G-SHOCK初号機から受け継ぐ、四角形に近い横長の八角形ベゼルを持つのが大きな特徴です。
「G-SHOCKの初号機であるDW-5000Cの印象的なデザインは、大きな衝撃に耐えうる最適な形として考案されたもの。フルメタルの5000系は、初号機の樹脂ケースのデザインを可能な限り忠実に金属素材で実現したシリーズです」(カシオ担当者) 「GMW-B5000D-3JF」には初代G-SHOCKにはない、安定した駆動力を供給するタフソーラーやスマートフォンリンク機能、高輝度なフルオートLEDバックライト、ワールドタイムを搭載していますが、サイズ感はそのままにシルエットも初号機を継承しています。 それが実現できたのは、新機能の回路や部品などのモジュールを、高密度でケース内に組み込むことのできる技術が確立されたからなのだとか。 また、メタル製のブレスレットのコマには、初号機の樹脂バンドデザインを継承するディンプル加工を施しているなど、初号機へのリスペクトが細部にまで込められています。