“可愛すぎる卓球女子”菊池日菜「高校時代は卓球漬け、青森の寮生活では毎日泣きながら母に電話」
あまりにも可憐なユニフォーム姿から“卓球天使”としてブレイク中の菊池日菜(20)。SNSや雑誌グラビアのみならず、最近では『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などのバラエティでも活躍するようになった。そんな話題の彼女にロングインタビューを敢行し、これまでのキャリアから卓球という競技の魅力までたっぷりと語ってもらったゾ!(前後編の前編) 【写真】透明感120%の”卓球天使”菊池日菜の撮りおろしカット【5点】 今夏のパリ五輪では、早田ひな、平野美宇、張本美和の“卓球3人娘”による激闘ぶりが国民を大いに元気づけた。競技場を離れても仲睦まじい彼女たちの様子に癒された人も多かったことだろう。また、元卓球日本代表の石川佳純もレポーターとして八面六臂の大活躍。改めて卓球という競技の魅力が伝わった格好だ。菊池日菜のブレイクも、おそらくこうした“卓球美女”に対する注目が追い風になっているはず。現在、競技と並行してタレント活動も行う彼女は「卓球のことが話題になるだけでも、うれしくなる」と屈託なく笑った。 「正直に言うと、卓球って少しマイナーなスポーツに見られてしまうことが多いんですね。どんなことでも結構なんですけど、やっぱり競技以外のことでも話題になったら、みなさんも卓球に興味を持ってくださるんじゃないかと思うので。もちろん私と早田選手では選手としてのレベルがまるっきり別次元なので、一緒にするのはおこがましすぎると重々承知しています。でも少しでも卓球を届けたいという気持ちから、今のタレント活動を始めたというのも本音なんですよ」 菊池が卓球を始めたのは中学1年生のとき。トップ選手は幼少期から英才教育を受けることが多いため、決して早いスタートとはいえない。もともと小学校時代から器械体操に打ち込んでいたのだが、進学した中学校に体操部がなかったため、なんとなく卓球部に所属することが決まったのだという。 「性格的に負けず嫌いなんですかね。いざ始めてみたら、一番にならないと気が済まなくなっちゃって(笑)。とにかく誰よりもいっぱい練習しようと思って、部活が終わってからも近所の卓球場にあったクラブで特訓していたんです。毎日毎日、ひたすら夕方の部活と夜のクラブの繰り返し。中学はそこまで強豪というほどでもなかったのですが、一応、市で3番目くらいのレベルでした。それで卓球を始めて1年くらいのときにダブルスの市の大会で優勝できました」 練習すればするだけ強くなれる。その単純さが菊池には心地よかった。最初は到底勝てないと思っていた相手を下せるようになると、ますます練習に没頭していくようになる。気がつけば、完全に病みつきになっていた。 「たとえばラケットひとつとっても、いろんな種類があるんです。相手が格上の場合でも、使用ラケットや戦術次第で卓球って勝てることがあります。そういったゲーム性が自分にハマったんだと思う。選手としての私は典型的な前陣速攻型。台から離れず前に張り付いて、スピードで勝負するんです」