2人組音楽ユニット・DUSTCELL、誹謗中傷を批判する“攻撃的楽曲”を発表 過去には中傷の被害に「魂込めた」
音楽ユニット・DUSTCELLの新曲「NO PAIN」が、12月11日0時に配信リリース。YouTubeチャンネルではMVが公開された。 【画像】DUSTCELLのEMAさんとMisumiさん 「NO PAIN」は“匿名での誹謗中傷を風刺する超攻撃的な新曲”。ダークで重たいサウンドと強い意志が詰まった、DUSTCELLらしさ全開のハードな一曲に仕上がっている。
作詞作曲のボーカルEMA、過去には誹謗中傷の被害に
DUSTCELLの新曲「NO PAIN」では、ボーカルのEMAさんが作詞/作曲、コンポーザーのMisumiさんがビートを担当。 ジャケットとMVのアートワークはDUSTCELLの「Nighthawk feat. たなか」のMVも担当したエラハイコさん、MVはnooby saurusさんが手がけた。 匿名による誹謗中傷を風刺したという新曲「NO PAIN」を考える上で忘れてはならないのが、EMAさんが実際にその被害にあっていたことだ。 DUSTCELLは2022年2月、EMAさんに対する匿名掲示板での誹謗中傷に法的措置を取ったことを発表。EMAさん本人もXで「名前も顔もさらさずに自分のストレスを発散したいが為に他人を誹謗中傷する、なんて狡い生き方なんだろう」とコメントしていた。 同年3月には続報として、当時所属していたKAMITSUBAKI STUDIOが、「書き込んだ人物を特定した」と報告。誹謗中傷に対し、断固として対応する姿勢を見せていた(現在はKAMITSUBAKI STUDIOから分岐したALLT STUDIOの所属アーティスト)。 なお、EMAさんは「NO PAIN」のリリース直前に「魂込めて書きました。お楽しみに」とXで告知していた。これは自身の経験を踏まえての言葉だったのかもしれない。
結成5周年のDUSTCELL 2025年には日本武道館ライブ
DUSTCELLは、ボーカル・EMAさんとコンポーザー・Misumiさんによる2人組の音楽ユニット。もともと歌い手とボカロPとして活動していた2人が2019年10月に結成した。 2020年5月にリリースした1stアルバム『SUMMIT』では、iTunesアルバム総合ランキングで2位を獲得。7月に初のワンマンライブをWWWで開催すると、無観客有料配信ながらXでトレンド入りをするなど成功を収める。 その後も専門学校HALの2021年度TVCMソング「命の行方」、TVドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』エンディング主題歌「足りない」などをリリース。ライブも精力的に開催してきた。 2024年は2月にビル1棟を貸し切った展示イベントを日本橋で実施し、7月には3rdアルバム『光』をリリース。 結成5周年を迎えた10月は、東名阪のZeppをまわるツアー「光」を開催。 Zepp Hanedaで行った最終公演では、武道館公演「ONE」をサプライズ発表しファンを驚かせた(最終公演はBlu-ray化が決定。現在予約を受付中)。
KAI-YOU編集部