何度注意されてもリビングに本を置きっ放しにしていた子ども。その<意外な理由>とは…散らかしたくないなら「家族の習慣」に合わせてモノを配置すべし
◆本棚の位置を子ども部屋からリビングへ お母様は、数日間、お子さんの行動を観察しました。 お子さんは、学校から帰ってすぐにランドセルを自分の部屋に置いて、リビングでおやつを食べると、自分の部屋に戻って、宿題を済ませます。 気づいたのはその後の行動。お子さんは、読みかけの本と、次に読みたい本をリビングに持ってきて、ソファで読み始めました。 夕飯だと声をかけると、読みかけの本を置いてご飯を食べ、その後は寝る前まで、ずっとソファで読書をしていたようです。 数日間、観察をしましたが、お子さんの行動は大体同じ。 理由を聞いてみると、「本はどうしてもリビングで読みたい!」という答えが返ってきたそうです。 そこで、お母様は、本棚を子ども部屋からリビングに移しました。以後、本は毎日、散らかることなく、ちゃんと本棚にしまわれるようになったそうです。 みんなが使う共有スペースは、全員の希望がどこかしら叶えられるようなスペースになるといいですね。 CHECK 家族の習慣に合わせてモノを配置すると、戻しやすいので散らからない ※本稿は、『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(すばる舎)の一部を再編集したものです。
西崎彩智
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