中国、人口変動に関する標本調査を実施 経済・社会政策に反映へ
[香港 １０日 ロイター] - 中国国家統計局は、人口の変動を「正確に」把握し、より良い経済・社会政策を立案するため、１０日から全国的な標本（サンプル）調査を実施すると発表した。 １１月３０日まで行う。２０２３年にも同様の調査を実施した。 中国は２３年に２年連続で人口が減少。当局は出生数押し上げに取り組んでいる。 調査は都市部と農村部に焦点を当てる。社会のあらゆる部門が調査に「積極的に支持・協力」しなければならないとした。 中国の若者の多くは高い育児・教育費などを背景に子どもを持たないことを選択している。 公式データによると、今年上半期の婚姻件数は１３年以来の低水準に落ちこんだ。
